映画「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」レビュー&スラング解説!

最低度:★★★★☆(4)
難易度:★★★★☆(4)
面白さ:★★★★☆(4)
見応え:★★★★★(5)

Netflixより(掲載終了の場合はプライムビデオから格安でレンタル可能!)

ジムトレーナーとして働く筋トレマニアの三人組が、お金持ちの顧客の資産を狙う話。

いやー、こいつらほんと馬鹿。笑

ことごとく詰めが甘くて、アクシデント続き!

マーク・ウォルバーグやドウェイン・ジョンソンなど、キャストが一流なのも見所ですねー。

この映画の一番の特徴は実話に基づいているところなんです。

実際にあった犯罪事件をくだらない演出をつけることで、笑えるアクションコメディにしたようです!

ノンフィクションは誰かが作った物語じゃないので、本当に話が読めないので面白いですよねー!

ぜひご覧あれ!

 

①I believe in fitness
字幕:俺は筋肉マニアだ。

“I believe in ~” = 「私は〜を信仰する」

よく使うのは “I believe in god” = 「私は神を信じます」

日本と違い、様々な信仰をもつ人が共存する環境では神を信じるか否かよく話題に上るテーマです。そこでこの表現はよく使われます。

この表現を逆手にとって、

「私はフィットネスを信仰する。」「私は“フィットネス教”だ。」と言っているのです。

 

②I’m gonna make you Kobe beef baby.
字幕:マッチョに

直訳すると、「あんたを神戸牛にしてやるぜ!」です。笑

“Kobe beef” = 「神戸牛」

神戸牛はアメリカでは有名な高級和牛で、ここでは一級品のお肉という意味で使われています。

「お前の筋肉、俺が仕上げてやるぜ!」みたいなニュアンスなんですが、

なんか違和感ありません?

神戸牛ってサシ多くね?ん?食べるよね?どういう例え?

おっしゃる通りです。

こいつ馬鹿なんです。笑

では次。

 

③So true
字幕:そうだな

相槌で “True” を使うのは同意するときです。「確かに」「そうだね」とか。

これに強調の “So” がつくことで、強く同意する意思を示します!

「間違いない」とか「わかるわー」みたいなニュアンスです。

例文

“I hate that guy! He is a total asshole!” = 「あいつ大嫌い!ほんと最低なやつ!」

“That’s so true” = 「わかる!」

ってな感じです!

 

④Is this a sex thing?
字幕:SMプレイか?

ニュアンスとしては、

「(すごいボコボコにされたみたいだけど)これって性的なやつか?」です。

コロンビア出身ってだけで警察はまともに取り合ってくれず、暴行されたって訴えても「性的趣向」と捉えられる…笑

これは土地柄もあり、フロリダは中央または南アメリカからの移民や不法滞在者が多く、麻薬大国として有名なコロンビア出身なだけで偏見を持たれてしまうシーンなんです。笑

おそらく実際に警察は取り合ってくれなかったんでしょうね…

 

⑤I kept it real with them little motherfuckers and they kept it real with me.
字幕:なんでも言い合える仲だ

“keep it real” = 「(偽らず)自分でいること」「正直でいること」

和訳すると、

「あのクソガキ共といると、俺はありのままでいられるし、あいつらも同じだった。」

ですかね!

 

⑥Save the drama for your mama.
字幕:やってらんねえ

スラングですねー笑

そのまま訳すと、「そのお話はママのためにとっときな。」です。

つまり、「もういい、やってらんねぇ」なんです。

ニュアンスとしては「もういい、そんな話は聞きたくない、母親にでも話してくれ」って感じですね!

わかったかな?

 

結構早口なうえに、黒人の英語とイタリア訛りの英語があったり聞き取りにくいかもしれないです。

質問なども受け付けてますのでお気軽にどうぞ〜

ではでは!

6年前

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