映画「アフターパーティ」レビュー&スラング解説!(後編)

では続きといきましょう!

あ、まだ前編を見てない方は《こちら》から!

 

⑦Sick!
字幕:かっこいい

“Sick” = 「病む」が一般的ですが、

「やばい、イケてる、かっけぇ」って意味でも頻繁に使います。

例えば、超カッコいいスニーカーが見つけた時に

“Holy shit! These kicks are sick!!” = 「うーわ!ここのスニーカー超ヤベェ!!」

ってな感じです!

※”Kicks” = 「スニーカー」
“Sneakers” でも通じますが、ラフな言い方だとこう言ったりもします。

 

⑧The kid always comes through in the clutch
字幕:こいつはいつも何とかする

これは結構難しいですねー。

ここでは、
“Clutch” = 「いいタイミング、ここぞという時」
“come through” = 「切り抜ける、やり通す」

さらに、
“The kid” と言ってますが、これは自分の事なんです。
少し客観的な目線で話しているわけです。

彼が言いたいのは、
「ここぞという時に俺はやるんだぜ」ってな感じです!

 

⑨Yeah, but I didn’t say go get the bitches off Sesame Street
字幕:ええ、でもガキでもいいとは言ってないわ

これ、話すのめっちゃ早いので字幕はこうするしかなかったんだと思います。笑

英字幕を和訳すると、
「そうだけど、セサミストリートから連れて来いとは言ってないんだけど?!」となります。

「そんなガキじゃダメだよ」ってただ伝えるだけじゃなくて、少し工夫してうまいこと言って黙らせるわけです。笑

あ、セサミストリートって知ってます?

アメリカの子供がみんな必ず見る番組ですね!

↑見覚えありません?笑

 

⑩You gonna let these goofy mother fuckers rob the pussy?
字幕:そんな気色悪い奴らとヤルのか?

“goofy” = 「ださい、ショボい」

“Pussy” = 「あそこ(女性の)、お○んこ」
カジュアルな言い方ですね。

しかし、こいつ話し方がほんとアホっぽくて面白い笑

 

⑪Bro, you gotta chill, man, chill. I’m on the low man
字幕:おい、落ち着け。俺はローだ。

これまたトリッキーなスラングで、

“On the low” = 「こっそり、隠れて」という意味で使います。

黒人の方々が主に使うみたいですね。

DJ. Khaled(有名人)がお忍びで来てるんです、おそらく。

だから、字幕としては

「おい、落ち着けって。お忍びなんだから頼むぜ」

てな感じかな!

 

⑫Fucking Opie motherfucker
字幕:くそガキ

“Opie” = 「ダサい白人」

この意味は難しいですねー

詳しくはこちら(全文英語)に記載されていますが、

日本語で簡単に解説しますと、
昔のテレビ番組に田舎もんの超イケてないキャラの”Opie Taylor”がいて、そこから来てると言われています。

こちらも黒人スラングで、白人に向かって使う単語なので黄色人種の私たちが使うべきでは無いですが、一応こういうシーンで詳しくニュアンスを理解するには知っておくといいですね!

 

⑬Awkward.
字幕:きまり悪い

基本的に、

“Awkward” = 「きまずい、微妙な雰囲気」です。

確かに恋人同士って紹介したのに「きまり悪い」ですが、

どちらかというと、
「私が恋人同士って二人を紹介したら、変な感じになっちゃった。気まずっ。笑」
って感じです!

 

「アフターパーティ」を前後編にわたって紹介させていただきました!

ラッパーがの話なので必然的にスラングが多いですね。

紹介したフレーズ以外にもまだまだスラングなものがあるので、いつでもお問い合わせください!

ではまた!

6年前

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