目次
レビュー
評価
最低度:★★★★★(5)
難易度:★★★★☆(4)
面白さ:★★★★★(5)
見応え:★★★☆☆(3)
映画「モンスター上司」(原題:Horrible Bosses)
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この映画、知ってるって人多いんじゃないでしょうか?
わりと有名です!
コメディですね、ゴリゴリ。笑
使っている言葉はかなり激しく最低なものがとても多いです!
あらすじ
仲良し三人組がいわゆる「モンスター上司」に苦しめられていて、しびれを切らします。
そして思い切って殺そうという決断に至ります。(は?)
しかし、三人ともバカなんです。というか登場人物は基本みんな。
殺しなんてしたことのない三人は殺人を依頼しようとしますがうまくいかず、
結局は超アホなアウトローに殺人コンサルティングをお願いすることに…
さて、三人は無事上司を暗殺することに成功するのでしょうか?笑
最低だけどリアルな英語なので、理解できるともっと映画が面白くなると思いますよ〜
では解説します!
スラング解説
①Taking shit 嫌のことを受け入れる
“Because she didn’t take shit from anyone”
「誇りを捨てなかったから」
意味は字幕の通りなんですが、詳しく解説しますと
“take shit” = 「クソみたいなことを受け入れる」
つまり翻訳としては
「なぜなら彼女は誰にもナメた態度をとらせなかったからな」
ただこれだと字数が多いので、字幕はああなったわけです。
うまいですよね!
②asshole クソ野郎
“He’s a total fucking asshole”
「最悪のケツ穴野郎」
“total” = 「完全な」
“fucking” = 「めっちゃ、ガチの、最悪の」
“asshole” = 「クソ野郎、ケツの穴」
これを全部組み合わせると、
「完全なる超クソ野郎」的な感じです!笑
“total”も”fucking”も強調語じゃない?って思いました?
そうなんです、英語ではよく重複させます。
「クソ最悪なゴミクズ野郎」(クズ野郎のスーパー強調版)的な感覚です笑
③Fuck me 何だよ
“Fuck me”
「何だよ」
これはね、場面によるんです。
男女が密室でいい感じの時に女性が”Fuck me”って言ったら、「犯して」になります。
しかしここでは意味が違います。
とんでもないことになってしまってどうしようとパニクってるんです。
そういう時に、驚嘆の意で”Fuck me”って使います。
意味としては”Shit”, “Damn”のような、「まじか」といった感じです。笑
ただタイミングを間違えると
“What? I’m not going to fuck you.” = 「は?誰があんたとヤルっていうのよ。」
みたいな展開になりかねません。笑
④Just relax there, Jody Foster(※高度な比喩表現)
“Just relax there, Jody Foster”
「ジョディ・フォスターのマネ?」
直訳すると、「落ち着きなさいよ、ジョディフォスター。」
言ってることはそのままですが、どういうことかわかりますか?
ジョディフォスター(wikipedia)のヒット作で、彼女がレイプされる裁判映画「告発の行方(The Accused)」(アマゾンプライムで視聴可)から引用してるジョークなんです。
映画界では、ジョディフォスターの衝撃作として有名ですが知らない人も多いですよね。
こういう引用が英語は多いので少しずつ覚えちゃいましょう!
⑤thinking outside the box 枠にとらわれない
“Now we’re thinking outside the box.”
「そういうこと」
“Thinking outside the box” = 「固定観念を捨てて考える、枠にとらわれない」
翻訳としては「ようやく独創的になったな」みたいな感じかなー
⑥See you on the other side またな
“See you on the other side”
「終了後 会おう」
直訳としては「向こう側で会おう」
何かに仲間と挑む時によく使いますね!
例えば、一人ずつスカイダイビングをしていく場面とかいいですね。
自分が飛ぶ前に仲間に向かって「向こうで会おう」的な。
この感覚を応用しているわけです!
登場人物がみんな本当に個性豊かなのでぜひ見てください!
個人的には「マザーファッカー」が一番好きです。
まぁ見たらわかります。笑