映画「チップス」レビュー&スラング解説!!

レビュー

評価

最低度:★★★★☆(4)
難易度:★★★★☆(4)
面白さ:★★★★★(5)
見応え:★★★★☆(4)

映画「チップス」(原題:CHIPS)

以下より閲覧可能(※各サービス既存会員に限る)

本作は1977年から1983年にかけて放送されたテレビドラマ『白バイ野郎ジョン&パンチ』を映画化した作品なんです!

とにかく下ネタが多い笑

気軽に恋愛要素の無い下品なコメディが見たい人にはぴったりの映画!

あらすじ

元有名なモトクロス選手のジョンとCIAの警察内部の汚職事件の秘密調査中のパンチ(スーパ女好き)がハイウェイパトロールで相棒になる。

落ちこぼれのジョンは条件付きで警察学校を卒業したためハイウェイパトロールで点数を稼ごうとするも、パンチはそんなことよりもCIAの任務に夢中。

しかし、極度の女好きによってパンチは任務を何度も失敗してしまう。

そんな凸凹コンビがなんとか力を合わせて目の前の事件を片付けていきます!


スラング解説

①that’s a dick move それって最低だぜ

“This is kind of a dick move you know?”
「気が乗らないぜ」

直訳すると、
「これって結構最低なことしてるよな?」

“dick” = 「陰茎、最低な」(アタック・オブ・ザ・キラードーナツで解説してます。)

つまり、
“dick move” =「最低な行動」ですが、

実際”dick”はかなりのスラング用語なので、和訳する際はもう少し荒っぽい方がニュアンスは伝わりますね!

例)
“That’s so a dick move!!”
「最低かよ!」

②Don’t fuck it up ぶっ壊すなよ

“Don’t fuck this up”
「 頑張って」

以前取り上げた(スーパーバッドより)
“be fucked up”=「ぶっ飛ぶ、めちゃくちゃになる」
と似てますね!

“fuck(ed) up ~”=「~をぶっ壊す、~をめちゃくちゃにする」となるわけです!

例)
“You totally fucked up the whole scene!”
「おい、お前のせいでこのシーンめちゃくちゃじゃねーかよ!」

③No shit! まじかよ!

“No shit”
「まじで?」

これは
“No way!” = 「うそお!?、ありえない!」
の引用です。

“shit”は万能な代名詞なんです!

④bad ass イケてる

“Pretty bad ass yeah?”
「イケてる制服だよな」

これ謎ですよね。

直訳は「悪い尻」ですが、
元々は「タチの悪い奴」という意味で使われていました。

現在は若者を中心に「カッケー、イケてる」という意味で使われています。
おそらくニュアンスとしては
(アウトローな感じで)カッケー!みたいな感じですかね!

例)
“Hey seems like you got one hell of a bad ass bike man.”
「おい、かなりヤバい(良い意味で)バイク買ったようだな。」

⑤hot エロい

“This is so hot”
「セクシーよね」

異性として見た目がとても魅力的だと思ったときに使います!

なので、
「かっこいい、イケてる、エロい、イケメン」
といった意味合いがあります。

注意点としては、
「可愛い」ニュアンスは含まれていません!

⑥I dig りょーかい

“Yeah we dig”
「納得」

これまた曖昧な単語なんですよねぇ。

基本的には「掘る」ですが

スラングで使う場合は肯定的な意味を持つ単語です!

“dig” = 「理解、好き、察する」

例1)
You dig weed? – Hell yeah!
葉っぱ好き?- あったりめぇよ!

例2)
Ahhh I’m sorry, now it’s not the good time. – Oh sure, we dig.
あーごめん、今は無理なんだ。- おっと、なるほど、了解。

⑦talk shit 悪口を言う

“Are you guys talking shit on me?”
「俺を笑い者に?」

“talk shit” =「陰口を言う、悪口を言う、馬鹿にする」

“shit”の代わりに”bad things”でも通じます!

⑧butt eating ア◯ルプレイ

“She ate my butt”
「俺の尻を食ったんだ」

直訳ですと字幕同様「尻を食う」ですが、

実際は「ア◯ルを口で責める」事を指します。

普通に有名な俳優がこんな最低なセリフを連呼するってすごいですよね笑

そこが英語と日本語の下ネタの感覚の違いなんです!

⑨put out エッチなことをする

“Are you gonna put out?”
「イチャつく?」

“put out”は主に女性がエロいことをすることを指しますが、

このシーンではとっても力強い女性警官のエヴァが言うことで少しシャレが効いてるんです。

なかなか高度ですよね笑


以上です!

とっても下品な警察映画でした。

めちゃくちゃスラングの勉強になります笑

ではまた!

6年前

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